5月21日 二十四節気 小満
2022年05月20日
5月21日は二十四節気で「小満」にあたります。
小満(しょうまん)とは、あらゆる生命が満ち満ちていく時期のことを言い
太陽の光を浴び、万物がすくすく成長していく季節をさすそうです。
・初侯:蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
蚕が桑の葉を盛んに食べだす頃。この時期になると、蚕の食欲が旺盛になり
餌を桑の葉をどんどん食べます。蚕は新鮮な桑の葉しか食べないため
1日に何度も新しい桑の葉を足してやらなければならないそうです。
やがて蚕がつむいだ繭が、美しい絹糸になります。
しかし養蚕はもはやなかなか見られない光景ですよね。
また、小満の頃、数日間にわたってぐずつく空模様が続きます。
これは本格的な梅雨になる前の「走り梅雨」「梅雨の走り」と
呼ばれる天候で、いずれも季語になっています。
それが明けると晴天に戻りますが、そのあとに本格的な梅雨がやってくるようです。